マッスル ブックは、アスリートの競技生活をサポートします。

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マッスル ブック。このブログはアスリートにとっての聖書(バイブル)を目指す。

アスリート全般

小さな意識で動きが変わる

パフォーマンスが停滞(プラトー)したり、低下(スランプ)したりする時は、 原因が単純なケースもあれば複雑なケースもあり、現状を変えるためには試行錯誤が大切である。 骨盤が後傾すれば、 大腿四頭筋(ふともも全面)は緊張し、大腿二頭筋(ふともも後面)は緩…

ウォーミングアップの基礎知識

ウォーミングアップに期待できること。筋肉の酸素利用効率が良くなる。筋肉が伸び縮みしやすくなる。神経伝達の効率が良くなる。エネルギーの利用効率が良くなる。上記の効果などにより、パフォーマンスの向上につながるだけでなく、怪我のリスクを抑えるこ…

筋肉痛は予防できるのか?

筋肉痛になる事は単なる疲労というバロメーターではなく、筋肉の強化が期待できる一面も併せ持っているが、今回はその筋肉痛の程度がどのような方法によって左右されるのかをまとめていきたい思う。運動前後のストレッチングが筋肉痛の抑制に効果があるかど…

疲労とは何か?

疲労には様々なものがあるが、運動時に生じる疲労は、ATP(エネルギー)の供給量が運動の需要量に追いつかなくなることが主な原因である。ATPが利用されると、リン酸が一つ外れてADPとなる。基本的には、ADPに再度リン酸をつける事によりATPを再合成し、筋肉に…

技術の習得時に考えるべきステップ

技術や動きを習得する過程を大きく4段階で表すと、ストップ→スロー→リズム→スピード①ストップ止まった状態で正しい動きを理解する。②スローゆっくり正しく動く。③リズムリズム良く流れるように正しく動く。④スピードより速く正しく動く。全ての技術(動き)習…

モチベーションとトレーニング成果の関係

モチベーションは、ドーパミンという神経伝達物質の分泌量に影響を与える。そして、ドーパミンは身体の動きやトレーニング効果に影響を与えることから、同じ練習であってもモチベーションの高低で結果が異なる。モチベーションが低く、いわるゆ「やらされる…

早期専門化の弊害

小学せや中学生さらには高校生において、基礎的体力が充分に備わっていない、もしくは成長期で骨格が安定していない状態で専門的な練習を行うことは非常に危険である。これらの時期に専門的な練習を行うことでパフォーマンスは大幅に向上するだろうが、長い…

乳酸は疲労物質ではない!?

疲労といえば「乳酸」をイメージする人は多いだろう。そういった人たちに向けて、乳酸について簡単に説明したいと思う。ざっくり言うと、乳酸自体はエネルギー源だ。乳酸が作られる時にもエネルギーが生み出され、乳酸が分解された時にはさらに多くのエネル…