【整骨院について語る】
右を向けば整骨院、左を向いても整骨院、前を向けば見渡す限りの整骨院。最近はこのような景色が珍しくない。
近い未来、上や下を向いても整骨院、なんて日がやって来るのかも知れない。
冗談はさて置き、今回は整骨院について書いていく。
しかし、次のような考え方もある。
実力がなくてどうにもならなさそうな問題であっても、患者に対して「わかりません。」「なおせません」なんて事はなかなか言えないものである。その結果、あたかも問題を解決出来るかのように、自分の小さな実力の中であれこれ判断し、アバウトな処置で誤魔化し続けるケースが多いようにも思う。
なぜこのような情けないケースが多いのかというと、患者が無知で弱い立場に立たされる事が多いからである。
何を言われても、良いのか悪いのか、本質を突いているのか突いていないのか判断できない。
そもそも整骨院の先生が言っている事は正しい、と極端な思考回路の人も少なくない。
そもそも、人間の身体は多種多様であり、抱える問題はさらに多種多様であるのだから、その問題を解決出来る人がその辺にゴロゴロ居るはずがないのだある。
私たちは選ぶべきである、整骨院を。
私たちは疑うべきである、その処置を。
私たちは信じるべきである、自分が選んだ整骨院を。
そこで良い整骨院を選ぶためのポイントをいくつか紹介しておく。
①話を聞いてくれる。
患者を素人扱いし勝手に決め付けたりせず、些細ことまで耳を傾けて課題解決に向けてのあらゆる情報を吸収してくれる人。
②問題解決に向けて自分で出来る事を教えてくれる。
整骨院に居る時間よりもその他の時間の方がはるかに長い。その長い時間で何をすべきかが大きいということを理解し、そこですべきことを教えてくれる人。
③患者の言った事だけにとらわれず、全体を見て判断・処置をしてくれる。
患者が訴える痛い部位や違和感のある部位のみに電気や何かしらのアプローチをする人は実力がなく、全体を見れない人。原因は症状が現れている部位だとは限らないので、根本的に課題を根絶するために全体を見て全体にアプローチできる人が本物。
あなたの整骨院ライフが少しでも豊かになれば嬉しく思う。